1 . 次世代半導体基板平坦化加工装置(CARE装置)の製造販売
大阪大学(山内和人教授、佐野泰久准教授)が考案した触媒基準エッチング法(CARE法)により、注目されている電気自動車や高速通信機器に使われるSiCやGaNの基板を原子レベルで平坦化する装置です。
名古屋大学C-TEFs様納入装置
CARE平坦化面(AFM)
P-V:0.731nm
RMS:0.086nm
左図のAB断面(模式図)
4H-SiC c軸格子定数:1.008nm
1ステップの高さ:0.252nm
上図のAB断面(模式図)
4H-SiC c軸格子定数:1.008nm
1ステップの高さ:0.252nm
究極の平坦性が得られる
CARE法の特徴
・水のみで加工でき、環境に優しくコストを低減できる
・加工変質層が無く、デバイス性能が向上する
・独自の小振幅運動により、設置面積が4分の1(当社比)
2 . CMP(Chemical Mechanical Polishing)パッド関連事業
(1)CMPパッド加工装置の製造及び受託加工
半導体用ウエハの研磨にはCMP パッドと呼ばれる研磨用樹脂板が用いられますが、平坦化のための研磨コストは基板製造コストの約30%を占める重要な工程です。当社は、業界トップメーカーとして国内外のお客様のご要望にお応えしています。
パッド加工装置の販売
研磨パッドの表面・溝加工
特殊溝加工
(2)CMPパッド検査装置
3 . 大型機械部品の加工
当社創業以来の主業務です。大型の円型部品の加工を得意にしており、直径5mまでの加工が可能です。
発電用タービンや宇宙航空機の重要部品の加工、明石海峡大橋のケーブルバンドの機械加工等の実績があります。
明石海峡大橋:ケーブル機械加工
世界最長の支柱スパン2,000m
ワイヤ直径1,100mm